オモイカネの趣味部屋

ゲームやアニメといったエンタメ、時事ネタ。また料理について書いていきます

BGMが魅力的なゲームを語る~テイルズオブシリーズ編~

最近、毎日のようにブログ書いてると、曜日の感覚を忘れてきます。

さてそんな日のテーマは...

テイルズオブシリーズです

はい、ついにこのシリーズ作品書きます。

僕にゲームをやりこむという楽しさを教えてくれた作品で、非常に僕の人生と付き合いの長い作品です。

テイルズシリーズとは?

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1995年12月にスーパーファミコンテイルズオブファンタジアという作品で一作目が登場したRPG作品です。

いまではその長い歴史の積み重ねでRPGの戦闘の中でも他では真似できないアクションバトルが評価されています。しかし当時はロム容量を48メガに増やし、その容量を活かして主題歌、キャラクターボイスが収録されている事に注目をされ一躍人気を得ました。またキャラクターデザインは当時漫画家として活躍していた藤島康介が担当した事にも注目を浴びました。

ではテイルズオブシリーズはどのようにして生まれたのか?それを見ていきましょう。

 

ウルフチームの終局~

 

まずこれを話す前に、スターオーシャンの記事でも話しましたが、このテイルズオブシリーズ初期の頃はウルフチームが担当していました。そしてウルフチームとしてちゃんとテレビゲームに携わ触るのはこれが最後となりました。

 

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~時代の先取り~

さて話を戻しましょう。

 とある時、ウルフチームがある日本テレネットの社長と社員がナムコにカセット基盤を持ち込み企画を提案した。そこに入っていた基盤を見てみると、そこにはサンプルとなるバトルシステムと当時有名だったボーカル曲が収録されており、まるでアクションゲームのような操作性とボイスが入ったことによりアニメのようなものを感じ取ることが出来た。そして当時、RPGをしっかりと作れる実績やノウハウを持ったスタジオがとても少なかった事からこれを機会に一歩踏み出し、早速共同開発する事となった。

 

~キャラクターの生みの親~

そして開発が始まり、まずはキャラクターデザインをどうするか話すこととなった。そしてそんな中、一人の同期のプランナーとマンガの話になり、プランナーの彼は「あぁっ女神様っ」というマンガが好きな事から当時ファンタジアのプロデューサーを務めていた豊田氏も読みハマり、そして豊田氏はある点に着目した。

作者である藤島康介氏の絵は他の漫画家より、色の扱いが上手いと感じ、これなら今度作るゲームでも際立ったキャラが出来上がるのではないかと。そこでファンタジアのキャラクターデザインを藤島氏に依頼する事に決定した。

 

~開発は難航?ナムコの横暴~

キャラデザも決まり、大まかなシステムやテーマは決まった事から開発は勧められていった。しかし小さな亀裂があり、それは徐々に大きな亀裂を生んでいった。

当時、ファンタジアはナムコ側がディレクション日本テレネットが開発と分担して制作にとりかかっていた。しかしペルソナ編でもお伝えしたとおり、ナムコの発言権の強さは未だありました。

 

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 その事から、ナムコ日本テレネットに様々なリクエストとダメ出しを続け、揉める事が非常に多かったそうです。そのことが起因し、発売は当初予定されていた時期よりも一年ほど伸び、当時プログラマーとして働いてた五反田義治氏はファンタジア完成後、退職しトライエースを設立し現在ではトライエースの社長となっている

 

~狭く深く~

そして幾多の壁を乗り越えテイルズオブファンタジアは発売した。しかし売れ行きは芳しくなくスタッフ一同落胆をしていた。

そのような不穏な流れから数週間経過、攻略本も販売、徐々にユーザーからはクリアをしたという声も届くようになったある日。目を疑うような出来事が起こった。売れ行きはあんなに悪かったのに、なんと攻略本の売上は非常に多かったのだ。加えて雑誌内の読者レビュー、更にファンタジアに出てくるキャラが描かれたファンレターが毎日たくさん届いていた。この事から売れ行きはあまりよくなかったにしろ、テイルズオブシリーズは熱狂的な固定ユーザーをがっつり掴む事に成功し、次回作の開発に着手した。

 

~テイルズオブアニメ~

次回作を開発に進めるにあたって当時話題になっていたハード、プレイステーションに出すことが決まっていた。そしてそのスペック、容量を活かした作品を作りたいという事を考え、ファンタジアの時にもらったファンレターに多く書かれていたアニメっぽくていいという意見を思い出し、その路線でいくことにし、OPもアニメをいれることとなった。

しかし当時、キャラデザの藤島氏はとても忙しく仕事が受けられる状態ではなかった。その事から社内でアンケートをとったところ、一人のイラストレーターを熱く語る人物がいた。対象となっていた人物はいのまたむつみという人だった。

 

いのまたむつみ

彼女は高校時代から宇宙戦艦ヤマトを手掛けていたマキプロダクションという宇宙戦艦ヤマトを手掛けていたアニメスタジオでアルバイトをしていた。その後、アニメスタジオに入社。アニメーターとして働きその活躍が認められキャラクターデザインに抜擢。そして数年後、会社を退社し漫画家・イラストレーターとしてデビューをした。

ちなみに今回の話には関係ないが、いのまた氏は現代主流となっているCGには頼らずアナログでデザインを書いている事から業界内外でも非常にファンが多い。

 

~一難去ってまた一難~

スタッフの熱狂的な声もあり、いのまた氏にキャラクターデザインを依頼したのだが、当初は断れた。しかし不幸中の幸いなのか、同時進行していた開発も遅れが発生し、その時間を有効活用して、めげずに何度もアプローチした結果、仕事を承諾してもらった。しかし、いのまた氏の画風はとても独特だった為、慣れていないスタジオには手が負えないとのことだった。そこで以前いのまた氏がキャラ原案を担当した作品を作ったプロダクションIGに交渉し決まり、アニメーション、キャラクターデザインの開発も行われた。

 

テイルズオブシリーズの原点ここにあり~

開発が進み、テイルズオブデスティニーが発売。前作の熱狂的なファンの声が広まったのか売上本数もファンタジアが約20万本に対してデスティニーは約120万本と6倍にも膨れ上がった。

またデスティニーの登場キャラである、リオン・マグナスは絶大的な人気を誇り、社内スタッフからも人気で「リオン様」と呼ぶ社員もいた。バレンタインの日には会社にリオンに対する手作りチョコが多数送られ、テイルズオブチームの中でも今でも語れる衝撃的なエピソードだと言う。またこの社内外問わないデスティニーの人気がデスティニー2の制作のきっかけとなった。

そして次回作であるエターニア。この作品は現在のテイルズオブシリーズのシステムの礎を作ることとなり、テイルズオブシリーズは人気タイトルとして登り詰めることとなった。

 

~テイルズのBGMを作った人~

テイルズのBGMを作曲している人は桜庭統という人です。

この方については下記の記事で説明しているのでそちらを参照していただけるとありがたいです。

 

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~テイルズオブBGMベスト6~

さてここからは僕が好きなテイルズオブシリーズのBGMをランキングにして発表していきます。非常にタイトル数が多いので、今回は外伝系タイトル、主題歌は除外しています。

さてでは第6位発表します!

第6位は...。

テイルズオブデスティニーでLion~Irony of Fateです

この曲は前述のテイルズの開発経緯で話した人気キャラのリオンと戦う時に使われる曲です。

リオンの人気について話すと先程のバレンタインの話でもそうですが、公式人気ランキングでも常にトップをキープしていて、初代殿堂入りを果たしました。このBGMが使われるイベントも当時プレイした時、その悲惨かつ悲しすぎる人生の結末に共感とかっこよさを感じ取りました。BGMの中身、曲名ともに、そのような雰囲気とリオンの過去を忠実にイメージした良曲となっています。

またデスティニーはPS2で続編であるデスティニー2、リメイク作品が登場していて、こちらは戦闘システムが非常に好評で今もなお、やりこみユーザーが多数います。


Lion~Irony of Fate~  リメイク版

 

さて、次、第5位

テイルズオブエクシリア2のIf It's For You ~Song 4 u~です

この曲はエクシリア2のラスボス戦で流れる曲で、主題歌のアレンジ曲になります。

個人的にオリジナルとなった主題歌はそこまで好きじゃないのですが、アレンジによりテンポアップし非常に僕好みの曲にしあがっていました。エクシリア2は王道シナリオではないのですが、このラスボスのイベントのみ王道イベントになっています。ラスボスにやられそうになった時、ヒロインとの絆が主人公に最後の力を与えそこから一発逆転バトルと同時にこの曲が流れます。それが凄くマッチしていた事から今回、この順位にしました。

またこのゲームはバトルシステムがよく出来ています。今までのテイルズは技にそれぞれ、カテゴリーが存在し連続に出すにしてもそのカテゴリーに縛られていました。しかし今回はそのカテゴリーを排除することによりより自由な戦闘を繰り広げることが出来るようになり、非常に戦略性かつ爽快感あるバトルとなっています。


Tales of Xillia 2 - If It's For You ~Song 4 U~ (Final Boss theme)

 

さて第4位

テイルズオブヴェスペリア、火花を散らして

この曲はテイルズオブヴェスペリアで主人公であるユーリと幼馴染のフレンのタイマンバトルの際に流れる曲です。ヴェスペリアは信念を貫くという事をテーマにシナリオが書かれたゲームで、特にユーリとフレンは目指す先は同じでもやり方は真逆でお互いそのやり方を認め合うきっかけとなる一戦かかる曲です。シナリオ面でも最高潮に盛り上がる場所で曲も雰囲気とテンポがそれに合わさったものになり、非常にいい曲だと感じています。

ヴェスペリアXBOXで初登場し、初のHD作品です。ヴェスペリアのグラフィックはそれ以降の作品よりグラフィックに非常に気合が入っています。当時、マイクロソフトは日本人ユーザーを取り込むためにスターオーシャンシリーズXBOXで初登場させました。その事からヴェスペリアはいつもより多めの予算がつきこのようなハイクオリティな作品が出来上がったと考えられます。


Tales of Vesperia「火花散らして」

さてトップ3来ました

第3位は...

テイルズオブジアビス、meaning of birth

物語終盤で、アッシュという重要なキャラクターとタイマンバトルする時に流れる曲です。この曲は主題歌であるカルマという曲をバトル用にテンポを速め、使ってる音を増やしより豪華にアレンジしたもので非常にかっこいい曲になっています。

またオリジナル曲は今までのテイルズの主題歌とは違い、この作品の為に作られた曲となっています。その為、このアッシュと主人公ルークの戦いでこの曲を流すというのは非常に意味があるものであり、二人の関係の決着にこのBGMを使って白黒はっきりさせる展開には非常に燃え感動するものがありました。

それこそこの曲の和訳「生まれた意味」となりますが、この曲名も非常に心に突き刺さるものがあります。あくまでこの二人の決着ですが、主人公ルークが今までの自分の存在に決着をつけたというのを強く感じました。


Tales of the Abyss OST - Meaning of Birth

さて、第二位は...

テイルズオブレジェンディア、敵襲

レジェンディアの本編にて敵の軍が攻め込んでくるイベントで流れる曲となっている。

この曲の魅力として音の量です。それを限られた時間で奏でる必要があった為、アップテンポになり、自然と軍が攻めてくるといった緊迫感あふれるシーンにマッチした曲になりました。

レジェンディアはものすごく評価の高い作品である。シナリオ、BGM、キャラクター、世界観共に全てが高品質でした。

発売当初は今まで起用したことのないキャラクターデザイナーに作曲家と不安な声が多数ありましたが、いざフタを開けてみると素晴らしいものが広がっており、特にシナリオ面においてはテイルズはバトルを楽しむものという概念をふっとばすくらいの素晴らしいものができあがっていました。

ただ一つ残念なのはバトルシステムです。開発スタッフは同社における鉄拳シリーズをモチーフに格闘ゲームのようなバトルに仕上げたと言っていましたが、いざやってみると今までのテイルズの良さがほとんどなくなり、そこには面白かったテイルズのバトルシステムは消えていました。そのため、今でもバトルシステムを改善したリマスター版を望んでいる声が多数あります。


Tales of Legendia OST - Enemy Attack (敵襲)

そして、第1位は...

テイルズオブゼスティリア、水の調べは霊霧の導き

ゼスティリアの中盤に登場する水をテーマにした神殿のダンジョン。

今までのテイルズの曲は主に桜庭統が作曲をしていたのだが、この曲は椎名豪というテイルズオブシリーズではレジェンディアで作曲に参加し高い評価得て、今回ゼスティリアの作曲を手掛けることとなった。この曲はその中でも非常に人気の高い曲でピアノを中心に弦楽器も交え水をテーマにしたダンジョンにふさわしいとても透明感のなるきれいな曲となっている。個人的なこの曲の魅力として非常にテンポが安定しないことだ。時に速くなり時に遅くなり、曲調も変わり。透明感と繊細さを残しつつ不安定で読めない水のイメージも表現しているところが非常によいものだった。

ゼスティリアはテイルズ史上でも非常に評判の悪い作品の一つです。主にシナリオ面で叩かれています。BGMは凄くいい曲が多いのにシナリオで全てを台無ししているので非常に残念な作品だなぁと感じました。ただアニメ版は面白かったです。


Tales of Zestiria「水の調べは霊霧の導き」

 

さてこのへんで終わります。

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