BGMが魅力的なゲームを語る~スターオーシャン編~
さて、はや四日目
やればやるほど記事に書く事にもなれていきます。
ブログを書く事を習慣にしていけたらいいですね
そして今回ご紹介するゲームは...
スターオーシャンとは?
スターオーシャンはエニックス(現在のスクウェア・エニックス)が1996年7月にスーパーファミコンで発売し、開発はトライエース。
初期からリアルタイムバトルが採用されているRPGです。
現在ではナンバリングタイトルは1~5まで出ており、コミックからアニメ、スマホゲーム、HDリマスター作品といったものまで多種多様に出ている作品です。
そしてこのゲームの最大の魅力としてバトルシステムがあります。上記の画像はPS4で発売したスターオーシャン3のHDリマスターです(僕のPS4からスクショで撮りました)がこのようにエンカウントが始まると自由に動き技をだしまるでアクションゲームのように動かせます。このような戦闘がスーパーファミコンから出来ました。
しかしこのような話を聞くと、似たようなシリーズ作品を思い浮かべると思います。
テイルズオブシリーズです。
テイルズも似たような時期に似たようなシステムでスーパーファミコンでテイルズオブファンタジアというゲームをだしています。
ただの偶然だろ?と思いますがこれにはちゃんと理由があります。
では何故テイルズとスターオーシャンは似たようなシステムなのでしょうか?
ご説明します。
~別れ、結成、そして...~
1987年に日本テレネットという会社が存在したそこでもゲーム開発が行われていた。
そしてそこでウルフチームという開発グループがあったのだが、秋條雅弘というプログラマーが退社と同時に独立をし株式会社チームウルフという会社が出来上がった。
しかしそこから3年後、秋條氏とメンバーが社内対立を起こしブランドだけが残り日本テレネットに吸収される形となった。その後、日本テレネットはナムコと協力しウルフチームを中心としてテイルズオブファンタジアの制作にとりかかる。
しかしそこでもウルフチーム内でナムコと衝突する事となり、ウルフチーム内も二分化。そして分かれた一つが現在のトライエースとなり、もう一つのグループはテイルズオブシリーズを手掛ける集団となった。
このように非常に人間関係にトラブルが多い場所の中でトライエースは生まれたのだ。
そういう事情を見るとやはりクリエイターというのは難儀な人が多いのかなと感じます。
~ウルフチームにいた大物~
そしてこのような人間関係がぐるぐる回っているところに、一人の大物がいました。
それが現在では有名な桜庭統です。彼はDEJV-EUというバンドをやっていたのだが、バンドでは食べていけないと感じ、1989年頃にウルフチームのゲームサウンドとして入社しました。彼はその後、ウルフチームやテレネット側どちら片方につくということはなく、作曲をしていたことから、スターオーシャンシリーズもテイルズシリーズも両方の作曲を手掛けていました。
~桜庭統の評判~
この話からわかるように彼は当時から業界内では仕事の速さと仕事を選ばない事で有名でした。また仕事量から曲調が基本一緒だったり、既存曲を編曲し使い回すなどをしていました。その為、批判の声も多く聞けばすぐ「これは桜庭だ」とわかってしまいます。しかしこれを読んでいるゲーム好きの方も分かる通り、とても元がいい曲ばかりなので熱狂的なファンも多いです。
~スターオーシャンBGMのベスト5~
さてここからはスターオーシャンシリーズでとてもよかったBGMベスト5を発表していきます。
桜庭統の話でお伝えしたとおり、どこかで似たような曲とかこの曲とこの曲、なんか似過ぎじゃない?とかあるともうので曲調だけは出来るだけかぶらないように作りました。
さて第5位は...
スターオーシャン3からCreationです
これはスターオーシャン3のアイテムクリエイションの時に流れる曲の一つです。
では何故、これが5位に入ったかというと、決して曲の善し悪しで選んでいません。
スターオーシャン3をやればやるほど腐るほど聞く事になり頭に残るBGMだからです。
正直、スターオーシャン3といえばこの曲ってくらい聞きます。
この曲を聞くと、アイテムが出来上がるか不安な気持ちにもなります。
出来上がった時の達成感や喜びも思い出します。
そんな思い出がいっぱい詰まった曲です
Star Ocean Till The End Of Time Let's Creation!!
そして第4位は...
スターオーシャン3からBird's Eye Viewです
この曲は草原や野原など開放されたフィールドで流れる曲です。
とても明るく壮大な曲ですね。非常に冒険している感が出ておりスターオーシャンらしい広大さと前進している雰囲気がでている曲だと思います。
スターオーシャンのフィールド曲はあまりいいなと思えるものが個人的にはないのですが、この曲だけは非常に好きです。
ちなみにこの動画に写っている画像、北米版のパッケージらしいのですがかっこいいですね。日本は特にキャラクターが写っていませんが。
Star Ocean 3 OST - Bird's Eye View
そして第3位は...。
スターオーシャンシリーズおなじみのMission to the Deep Spaceです
これは何の曲かと言うとスターオーシャンシリーズのクリア後に挑戦できる隠しダンジョンのBGMです。スターオーシャンシリーズをやり込んでいる人なら馴染みの曲です。
ちなみにこの曲、トライエースが作っているヴァルキリープロファイルでも使われている曲になります。
ほぼほぼどの作品も似たような感じなのですが、個人的には3以降のテンポの速いバージョンのが好みです。
個人的にはサビの部分はそこまで好きではなくサビに入る前と間奏部分のちょっと静まり返った部分が非常に好きですね。
Star Ocean 3 OST - Mission To The Deep Space
そして第二位は...
スターオーシャン4のDon't Be A Heroです
この曲はスターオーシャン4にてファントムという敵と戦う時に流れる戦闘曲です。
この曲はとても切羽詰まった恐怖感を煽る曲で非常に戦闘の状況や敵のイメージにもピッタリとなっています。
というのもこの曲がスターオーシャン4で初めて出るシーンは本編上で一番の難関で6連戦という鬼畜仕様であり、高難易度だと非常にやっかいな敵となっています。そんな感じで戦闘中はじっくり聞くというのが出来ないのですが、改めてしっかり聞いてみるとよく出来た曲だなぁと実感します。
Star Ocean 4 OST- Don't Be A Hero
そして第一位は...。
スターオーシャン3のThe Cutting Edge of Notionです
この曲はスターオーシャン3の通常戦闘曲です。
正直言ってこの曲に関しては出だしも終わりも含めて全て好きです。
すみません、コレに関しては特にコメント書けないです(笑)
Star Ocean 3 OST - Cutting Edge of Notion
~今回のランキングについて~
今回のランキングを見られていてなんか3の曲ばっかじゃね?と思われると思います。
それに関して言うと、3の曲は非常にドラムを使った曲や色々な楽器を使った曲が多く、臨場感があるからです。
2にも好きな曲はあるのですが、やはり個人的にはスターオーシャンの中では3が一番出来がいいのかなと感じています。やりこみ面や戦闘システム、キャラクター総合的に見ても。グラフィックも当時としてはとてもよくできているものだと感じています。
シナリオに関しては最後に賛否両論がありますが。個人的には嫌いではないです。
今回、スターオーシャンが好きなのでこの記事を書こうと思ったのですが、書いていてなんか凄く好きな曲偏ってるなと感じ書くのをやめようと思ったのですが、もう半分くらいまで書きもったいないと感じ、今回最後まで書かせてもらいました。
では、今回もご意見、感想、質問がありました、ツイッターやこちらのコメントによろしくおねがいします